党本部
2022年05月09日

【福岡】「国民にとって本当に必要なことを訴えていく」大田京子総支部長が玉木代表と演説

玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は7日、福岡県を訪れ、大田京子福岡県参議院選挙区総支部長(県議会議員)とともに、福岡県連総支部連合会が主催する街頭演説会に参加した。

演説会の冒頭、玉木代表は「たくさんの課題がある中で、単に批判や反対しているだけでは物事を前に進めることはできない。野党の立場ではあるが具体的な解決策を示して、一人でも多くの人、一社でも多くの企業を助けるための政策を実現していくことが私たちの考える政治のあり方だ」と「対決より解決」の姿勢を貫く党の取り組みを紹介した。そして、「私たち国民民主党は『給料が上がる経済』を取り戻したい。私が社会人になって3年目の平成8年が日本の賃金水準が最も高かった時だ。あれから26年経つが、どんどん賃金水準が下がり、26年に渡り実質賃金が下がり続けている。このような状態にある国は、戦争をしている特殊な国を除けば、日本だけだ」と説明。そのうえで「国民民主党は今の間違った経済政策を転換したい。そして、もう一度『人づくり』に力を入れる国にしていきたいと考えている。親の所得によって教育を受けられたり受けられなかったりすることがないように、『人づくりこそ国づくり』という原点に立ち返り、教育国債の発行によって教育や科学技術予算を倍増し、教育の無償化を実現したい」と意気込んだ。

続いてマイクを握った大田総支部長は「国民民主党は、皆さんの声を受け止めながら政策をつくってきた。一律10万円の現金給付や孤独担当大臣の設置など、一歩先の具体的な政策を提案し、その多くを実現できたのは、この政策の裏に何百人、何千人、何万人の声があるからだ。国民民主党はまだまだ小さいが、応援してくださる皆さんの熱量によって支えられている」と感謝を述べた。そして前職の鍼灸師としての経験を紹介しつつ、「社会の治療師という心を持ちながら、国民にとって本当に必要なことを訴え、国民のための選択をしていく。そんな当たり前の政治を実現していきたい」と力を込めた。