党本部
2025年08月04日

【法案提出】議員立法「シン・ガソリン暫定税率廃止法案」を再提出

国民民主党は1日、議員立法「租税特別措置法及び東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案」(シン・ガソリン暫定税率廃止法案)を超党派で衆議院に再提出した。

ガソリン高騰対策として2021年の衆議院総選挙以来複数回提出してきた法案をアップデートして、今回は超党派で提出したもの。通常国会で同法案は衆議院で可決されたが、参議院財務金融委員会で採決すらされず廃案となった。

法案の概要は以下の通り。
1 揮発油税及び地方揮発油税の「当分の間税率(いわゆる暫定税率)」は廃止するものとし、これに関連する規定を削除すること。
2 政府は、「当分の間税率(いわゆる暫定税率)」の廃止が円滑に実施されるようにするため、揮発油の製造者又は販売業者(ガソリンスタンド等)に負担を極力及ぼないように措置を行うこと。
3 政府は、地方揮発油税の「当分の間税率(いわゆる暫定税率)」の廃止に伴う地方公共団体の減収の全額を補塡するために必要な措置を講ずること。

法案に基づき、暫定税率の廃止による現場負担・混乱の回避、沖縄復帰特措法に基づく負担軽減と同様の措置も講じられ ることとなる。
これから与野党協議において本法案の円滑な施行に向けて取り組んでいく。

法案提出には田中健政務調査会長代理(衆議院議員/静岡4区)、岸田光広国会対策副委員長(衆議院議員/埼玉4区)が参加した。